中国で学んだこと【深セン・東莞】

中国が好きだ。

いや、正確に言うと中国を旅行するのが好きなのだ。

以前1年間の期間限定バックパッカーとして周っていた際には、実に4ヶ月もの期間を中国に費やしてしまったほどである。

 

とにかく、飽きなかった。

都市間を移動ともなれば10時間なぞさも当然といった感覚で、長い時には20時間をゆうに超える上、大抵は懐具合の事情から硬座と呼ばれるいわゆる一般的な向かい合わせの電車の座席だった。

寝台バスに乗り込めば寝返りが難しいほどの幅しかない二段ベッドの一つがあてがわれる。

地図で見たら目と鼻の先にあるはずの都市なのだが、それだけの距離があるということと、それだけの移動を繰り返してもなお中国から出ていないということは地球の大きさを肌で理解するには十分だった。

 

ある時、地図を買った。6000000分の1の縮尺だった。

その縮尺だとちょうど一歩で横断できたから、きっと600万歩も歩けば直線距離的には横断できるんだと思った。

思ったけれど、その先には中央アジアがあって、南西アジアがあって。

きっとどこまでも世界は広がるのだと気が付いた。

 

中国を旅するのは面白い。広いけど、それよりももっと先があると教えてくれたから。

 

香港から中国のボーダーまでは地下鉄で行ける。中国側へ抜けるとそこは深センだ。

ただいまに似た感覚。

ここからまた、旅が始まる。また、6000000分の1が始まる。

 

 

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かつて旅したときの中国、ウイグル自治区。

中国の中でも特に色濃く思い出に残っているし、匂いまで思い出せるほど。

とても魅力的なエリアです。

 

 

対して今回の深セン。大都市だしかなり綺麗。

 

深センから北にある東莞市の長安。高層ビルもあるし、緑もたくさんでとても環境がよさそう。

山からは見晴らしが良い。

 

 

飯。中国の好きな理由としてご飯が安い上にメチャクチャ美味しいということもある。

中国人の飯に対するこだわりは本当に敬服する。時々ハズレの店もあるけどね。。

 

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