日がすっかり沈んでいる、と言えどもバンコクの夜はやはり暑い。
暑いからなのかは定かではないけれど、空の下で食べる料理は特別うまく感じるものだ。
アソークという駅がある。バンコクのメイン通りであるスクンビット通りの中においても中心と言えるだろう。
そんな場所にも関わらず、いや、そんな場所だからこそ屋台は存在しているのかもしれない。
バンコクで食べた店の中でも、かなりうまい店だった。
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新たにいただきましたチップは、50000xpでした。いつも応援ありがとうございます!
ローカルバスを使えるようになって、自由がまた一つ増えたような気がします。
バンコクはバスの数が多すぎて、まだ一部だけですけれども。逆に言うと、まだまだ知らないところがあるんだってことですね。
20日目を迎えて、残すはあと10日となりました!今後の準備もあって、まだしばらくバンコクにいなければなりません〜。
さて、残額の合計は1098084.12xpとなります。
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アソークが有名な理由は、中心部ということ以外にもある。風俗だ。
特にゴーゴーバーと呼ばれる店は連れ出しパブの形態で多くの女の子が客引きをしている。
もはや一大観光スポットでもあり、多くの観光客で賑わう。
欧米人に中国人、韓国人と多くの客が来るが一番多いのは日本人だ。聞いたところによると、あるエリアを作ったのが日本人なのだとか。
このあたりのレビューは行ってからまた。何事も経験って大事だからね(絶好の応援チャンスですよ!)。
写真の通りは両側ほぼ全ての店がそういう店。通りには屋台が出ていたりもしていて、女の子がここで買って店の前で食べる姿も。
ATMなんかもあって、しっかりしているなと思う。
そんなアソークだが、何分アクセスの良さが抜群ということもあってホテルや飲食店も非常に多い。
主に観光客が利用しているけれど、値段はローカル並みなんてレストランもざらにある。
ホテルは高くて綺麗なところはもちろんたくさんあるし、シングルで1泊300THB(約1000円)程度でも宿泊できるので、都会をより味わいたい人にはうってつけの場所かもしれない。
駅の近く(だけど人の多さと悪路で歩くと少しだけ時間はかかる)に青空屋台が複数並ぶ一角がある。
プラスチックのテーブルと椅子が並べられて、注文を調理するのは僅かなスペース。
年季の入ったおばちゃんが見事な手際でちゃっちゃとこなしていく様は見ていて気持ちがいい。
どんなところで、どんな風に食器を洗っているのか、なんて野暮なことは言ってはいけない。
知らないで済ませた方がよかったことなどいくらでもあるのだ。
こういった場所に限らず、タイでは英語がよく通じる。もちろん職業的な単語ばかりということもあるけれど、おばちゃんに何て伝えれば・・・なんて思っていると向こうからガンガン英語でこられて面食らってしまう。
まぁしかし、大抵のことはニコニコしておけばどうにかなるのだ。
屋台の真上。気持ちのいい夜空が広がる。
下拵えをする店員。パパイヤを細切りにするのだけど。作業台は客が使うテーブル。この上にぶちまけた後、まとめて大きな袋に入れる。
旅をする上で必要な能力の一つに「鈍感力」を挙げたいと常々思うのだけど、それは例えばこういったときにこそ発揮される。
拭いたかも分からないテーブルの上で作業をしていようが、店員が手を洗っていなかろうが、なんであろうが腹を壊すときは壊すのだ。美味ければいいのだ。
と、半ば諦めること。
パパイヤは「ソムタム」という料理に使われる。パパイヤサラダといったところだろう。
若干内容こそ違えど、大体はパパイヤにプチトマトにナッツに唐辛子、ライムジュースに砂糖などをすり鉢で混ぜ合わせていく。
ピリリとした辛味とシャキシャキのパパイヤの食感によって食欲が湧いてくる。ジューシーなトマトも嬉しい。
いつも通りだけど、ビールによく合うのだ。また、生野菜を摂れるというのもいいところ。
バンコクの風を身に受けながら食べるにはもってこいの一品である。
こいつをつまんでいると次の料理がやってくる。
炭火焼の牛肉。今回はこいつがとにかくうまかった!肉自体の旨味が噛むたびにぎゅっと染み出してきてもうたまらない・・・。
焼く際にタレを塗っているのか、しっかりとした味はついているものの肉肉しさが残っている。
またこの脂が、甘い。牛特有の臭みはあるけど、もうそれすら嬉しい。
臭いが気になるなら一緒に出てくる辛いソースをつけるとよい。臭みはなくなるしスパイシーさが加わることで、飽きることがなくなる。
今回はカオ・ニャオ(もち米)と一緒にいただいた。肉と米ってやっぱ合うのよね、単体で食べても美味しいけどやっぱり米欲しくなるね。
ぺろり。
3品目は豚肉のトムヤムスープ。名の通り、酸っぱ辛いスープで、それに加えて塩味がかなり効いていた。
一緒に煮込まれた骨つきの豚肉はやはりうまい。旨味が濃くて、雑味もとても少ない。とてもじゃないけれど、こんな激安屋台で食べれる物とは思えない。
牛肉も豚肉も、こんなにもうまいのはなぜだろう。鮮度が違うのか、何か特別な処理がされているのか・・・。
まぁひとまずはうまいからいいのだ。自分の舌が日本にいるときよりも貧乏になっている可能性も大いにあるしね。数十バーツでこれだけ喜べるのは良いことだ。
シェアして、しめて一人150THBほど。(ビール込み)
簡単ではあるけれど、サラダ・スープ・メインとなんだかコースらしくなっていたことに気が付いて面白くなってしまった。
バンコクで食べる最高のコースだ。
スクンビット通りはとても混雑する。
終着が見えないほどの通りを見ると、ずっと先はロンドンにも通じているような気がしてくる。
眠らない街、バンコク。スクンビット。今日もここにはそれぞれの夜がある。
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20日目の支出は
・宿 :180BTH
・食事:150THB
日本円でおよそ1122円。xp換算(レート:1xp = 0.02182円)で51420.7149xp
20日目終了時点・・・残額1046663.41xp
その他旅の写真はInstagramをごらんください!
寝たい時に寝るし、食べたい時に食べるし、飲みたい時に飲む。
日本にいるときと比べて、だいぶ自由に、本来の姿に戻ってきたように感じます。
曜日感覚はもうありません。GWも知りません。
旅をしていることが、特別なことではなくなってきたようです。
時々、日本そのものというか居場所としての日本が恋しくはなりますけれどね。
では、良い旅を。
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