ルアンパバーンを離れて、タイに着きました。
チェンマイという北部の街で、タイにおいてはバンコクに次ぐ第二の都市だとか。
しかしながら、ここに到着するまでが長かった・・・。
久しぶりの長距離バスは、堪えるところがありました。
現在xpチャレンジとして旅をしています!初めての方はどうぞこちらをご覧くださいませ。
さて、昨日から頂いていたチップの合計額は100000xpでした!
いつもながらではありますが、応援ありがとうございます。今日から、タイ編となりますので、どうぞご期待くださいませ。
4日目終了時点での残額は1228420.35xpですので、合計は1328420.35xpです。
ルアンパバーンからチェンマイまでは、直線距離ではおよそ352km。
ルートには大きく分けて3つの選択肢があります。
それぞれの所要時間及び費用についておおまかにまとめるとこうなります。
・飛行機 1時間10分 ¥13000
・バス 20時間 ¥4000
・スローボート 1泊2日〜2泊3日 ¥6500+宿代
今回僕が選択した方法は、バスでした。
次に、バスの場合だと乗り継ぎが発生します。つまり
ルアンパバーン→ラオス側国境の町→国境→チェンマイ、です。
ルアンから国境の町までは寝台バス、国境からチェンマイまではミニバン。さぁ、タイまでの長い道のりをお話しましょう。
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ルアンでトゥクトゥクに乗ってバスターミナルに向かったのは18時だった。
他の乗客をピックアップしながら、ターミナルに着いたのは18時半。
19時発のバスなので、長丁場となる準備を整える。
大抵、こういうときには水と軽食を用意している。軽食と言っても、ドライフルーツなどといった空腹を誤魔化すようなものだ。
19時前になって、バスが到着する。
チケットを見せて、靴を脱いで中に入ると・・・
2段ベッドが2列に並んでいる。
そして、それぞれのベッドは2人で入るのだ。
広さは大の大人が2人並ぶとぎゅうぎゅうで、寝返りを打つことすら困難なほどだ。
何よりも、知らない人と同じベッドで寝ることもありえるのが怖いところだと思う。
ちなみにだけれど、バスにトイレは備わっていない。
19時を少し回ったところで、バスはゆっくりと走り出す。チェンマイへの希望と、少しの冒険心を焦らすかのように。
20時を過ぎて、ルアンパバーンの郊外から国道へと順調に道を進めたところで消灯だ。
21時、うとうとし始める。
22時、後ろのベッドのラオス人のおばちゃんが吐く。
22時半、もう一度おばちゃんが吐く。
23時、前の方からも吐いてる音がする。
0時、2度目の休憩。トイレとは青空の下すべてがそうである。
1時、おばちゃんの胃の中が空っぽになる。
2時、ようやく一眠り。体勢を変えたいが狭い。背中が痛い。
3時、休憩。外は雨が降っていて寒い。目が覚めた。
4~6時、横向きに寝てみるも、山道の強い遠心力を受けて寝ることを断念。今までの人生を振り返ってみる。
6時半、国境付近のバスターミナル到着。
前夜に雨が降っていたこともあり、いかにラオスといえども寒かった。
寒いけれども、タイが目の前にあるという事実が僕を元気付けてくれたように思う。
7時半、ようやく迎えのミニバンがきたと思いきや、「8時半にピックアップする」という宣言。
そういえば、前日の昼から何も食べていないな。近くの食堂で一息つこう。
ラオス最後の食事として選んだのは、フライドライス。
随分とお世話になったメニューだからというわけだ。だけど、きっとまた食べる日がくるのだと思う。
ありがとう、ラオス!
お値段2000kip。
ミニバンは時間通りにきたが、もう一人の乗客がいないということで9時まで待ってようやく出発だ。
9時10分にはボーダーに到着する。国境を陸路で越えるときには、空港にはないドキドキがある。
僕ら日本人には、歩いているうちに国が変わるという意識がないからだと思う。一歩先が別の国になるというのは不思議な感覚だ。
出国及び入国審査は非常に簡単だった。
タイ側に出た時には、少しの感動すら覚えたのだが、迎えのミニバンがいないためにその感動は薄れてしまった。
結局、1時間ほどしてミニバンがやってきた。チェンライ経由、チェンマイ行きだ。
出発したのが10時半。
まず、ラオスと大きく違うのは道路。
ラオスは道がいいとは決して言えず、でこぼこしているのはもちろん、ひどくうねった山道を走る他ない。
また、そもそも道がないことも多いので、今回のルアンパバーン-国境までも大きく迂回する必要がある。
対して、タイは道がほぼ全て舗装されている。加えてうねるような山道は非常に少ない。圧倒的に快適なのだ。
チェンマイまでは順調だったと思う。チェンマイまでは。
中心部まであと数キロというところで大渋滞に捕まる。全然動かない。
結局、ミニバンを降りたのは16時半を回ったところだ。
20時間の予定が22時間かかったということ。
そのうち4時間近くが待ち時間だったということ。
眠りは浅かったということ。
現地民でもやっぱり乗り物酔いするということ。
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バーガーキングは、タイを訪れたバックパッカーが愛してやまないハンバーガーチェーンだ。
やはりタイの、チェンマイの豊かさを感じずにはいられない。
疲れた体でそんなことを思いつつも、本日の宿を探さねばならない。
数軒回るも満室だったり、予算が合わないなどがあったがようやく見つけた。
一人900円ほどと、これまでに比べれば少し値段は上がるものの、これだけ綺麗な宿にその値段で泊まれるということをご紹介したい。
今日の宿、マンダラハウスはベッドが綺麗・フェイスタオルがついている・シャワーの湯量がすごい・冷蔵庫がついている・・・と、すごい。
いや本当にこの値段でこんな素敵な宿に泊まれるのかと感動したのだが、伝わるだろうか笑
貧乏パッカーは、ちょっとしたことでも感動できるから安いものだと思う。
およそ30時間ぶりのシャワーを浴びたら街に繰り出そう。お腹もすいたことだ。
タイと言えばムエタイ。
観光的興行としても開催されており、およそ1600円ほどから楽しめる。
VIP席は5000円くらいだが、どんななのか想像もつかない。
タイに入ったからにはカレーを食べたかった。
お目当のマッサマンカレーはスパイスが効いているが野菜の甘みで柔らかい辛味となっている。
何よりもチキンがほろほろで噛みしめる度に気持ちいい。
80THB(タイバーツ、1THB ≒ 3.4円)で、日本円で約270円。
チェンマイの中心部は、お堀で囲まれている。
その周辺が非常に賑わっているようだが、それはまた明日以降にとっておこう。
まずは、無事に到着したことに、乾杯。
49THB。
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昨日今日の支出は
・宿 :280BTH
・食事:50000kip, 129THB
日本円でおよそ2036円。xp換算(昨日に確認したレート:1xp = 0.0192円)で106041.67xp
6日目終了時点・・・残額1222378.68xp
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さすがに今日は疲れました・・・。
しっかり休んで、また明日から色々見て回ろうと思います!
初めてのチェンマイ、楽しみ!
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