アユタヤと聞いて思い浮かべるのは何でしょうか。
僕は世界史を思い出します。スコータイ・アユタヤ・ラタナコーシン。
歴代のタイ王朝ですね。まぁぶっちゃけるとそれ以外何も覚えてないので、一体アユタヤに何があるのか分かっていません笑
タイ自体は何度も来ているけど、初のアユタヤ滞在です。
メインが遺跡なので、3日間分まとめて書いちゃいます。
それよりも、日数の計算を間違えていたことが発覚しました笑
アユタヤの3日間が正しく26、27、28日目となります。
タイトルが重複してしまいますが・・・。そういった事情のためとなっています。
ご了承くださいませ。。
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2等列車は65THBだ。所要時間は1.5時間ほど。距離としては直線でも70kmほどで、鉄道もほぼ変わらないでしょう。
車内にはエアコンはなし。かろうじて扇風機が天井にあるのみ。
ただ、座席は4列で幅も広いのでだいぶ快適です。
まぁ、動き出せば風が入ってくるだろう。そんな風に考えていました。
・・・が、しかし。
出発から約1時間、フアランポーンからおよそ22km地点にいます?なんで?
バンコク市内に関しては、速度が全然出ていないということと、駅が多いのか走り出してもすぐに止まってしまうようです。
当然風なんか入るわけもなく。運悪く日がよく当たるので暑くて暑くてたまらない。
市内を越えるとようやく動きがよくなりました。列車のリズムってどこでも心地いいですよね。少しばかり眠気を誘うような。
20分ほど遅れはしたものの、アユタヤに無事到着。
アユタヤの宿はここ、BJゲストハウス。1泊150THBと今のところ最安値じゃないだろうか。
駅から約2km暑い中歩いてたどり着きました。ナレスアン通りというメイン通りから少しだけ離れたところなので静かな場所です。
部屋は値段相応で、エアコンなし、タオルなし、清潔感もあまりなし。おまけにシャワーはお湯がない。
とはいえ、住めば都なんですね。1日もいれば気になりません。快適とすら思えます。
休憩したのち、周辺をぶらぶら。初めての街は、土地勘がないので一つの方角のみを歩きます。
ナレスアン通りを西に進むと、レストランがちらほら。
そのうちの一つに入ってぶっかけ飯ぽいものを注文。出てきたのがコチラです。
甘辛で炒められた豚ひき肉とインゲンは最高の組み合わせですね!ご飯(とビール)がよく進みます。
日本で言えば牛丼のような、ぶっかけ飯3原則である安い・早い・旨いを見事に実現しています。海外きたらやっぱりぶっかけ飯ですねぇ。
50THBでした。ぺろり。
帰り道で見かけたアユタヤのトゥクトゥクは、ちょっとレトロ可愛い雰囲気でした。
2日目は近くのゲストハウスで自転車を借ります。日中暑いのは分かっているので、早めに行動開始!
まずはセブンイレブンで朝食。セブンのホットサンド本当に美味しくてやめられない・・・。37THB。
9時前には出発という、バックパッカー始めて以来の行動の早さ。
アユタヤ王朝というのは、ビルマのコンバウン朝に滅ぼされてしまうんですね。
その際に、王宮を始めとする建造物は破壊されてしまいます。それが今からおよそ250年前ですから、年代からすると相当に崩れています。
いくつも寺院や建造物などがあって、それら全てを含む一帯が世界遺産として登録されているというわけです。
世界遺産の街・古都というキーワードで思い出されるのはラオスのルアンパバーンですが、その内容はだいぶ異なっています。
しかし、こうテンションの上がるような遺跡ですね。雰囲気はもちろんですが、細かいところまでしっかりと作り込まれているようです。
そして何より、青空によく映える。こりゃあ住んでいて気持ちよかったでしょう。
うひょう!これもテンション上がります!!
見たことありませんか?樹に取り込まれいる大仏の頭。それがここアユタヤの名所です。
ちなみに僕は、アユタヤにあるとは知りませんでした笑
いや〜、アガる。歩いているだけで楽しい!腕のない大仏とかなんかもう格好いいものね。。凛としているもの。
暑くならないうちに回ろうと思っていたのも虚しく、11時前でもかなり暑いです。
こんな中自転車必死に漕いでたら熱中症になってしまう。どこかで休憩を取らねば。
と思うも、見つからないまま次の遺跡へ・・・。遺跡の中は日陰はあるけど、湿気のおかげで日向と大して変わらないんですよね。
とりあえず大きな大仏さまにお参り。比較的新しそうな建物でした。
また、同じ敷地内には池もあるし象に乗れるエリアもあるしと、かなり広かったです。
メインである建造物・ワットプラシーサンペットには、アユタヤ朝の王3人の遺骨が納められているのだとか。
ザ・アジアの観光スポット、みたいな雰囲気ですねアユタヤは。そのせいなのか、日本人のツアー客もだいぶいました。
この王朝の中では上座部仏教が広く親しまれていたわけですが、こういった寺院などからその痕跡は見て取れるのでしょうか。
どれも似たような雰囲気に感じてしまうのだけど、その中でも特別な意味合いがどこかにあるのだとしたらきっと見方も変わるのでしょうね。
それとあんまり暑くなければね。
もう限界。頭おかしくなりそうなくらい暑い(12時前)。
いや本当に遺跡はすごかったんだけど、暑さもすごいっていうか・・・。
やっとひと心地。マンゴーブラックティーは甘すぎず、けれどマンゴーの香りや風味を存分に味わうことができる素敵な逸品でした。50THB。
あとエアコンってやっぱりすごい。
大まかにではあるけれど、見ておきたいところは回ったので自転車で街を流しつつ昼飯としましょう。
時間帯もお昼時だったからか、屋内の席も埋まっていたほどの繁盛店を発見。
メニューは全く読めないけど、店先の調理場を見るにスープヌードル系だ。
とりあえずポークで注文してみることに。
味は台湾で食べた牛肉麺に近い!八角の匂いがない分、牛肉麺よりも好きって人がいるかもしれない。
イエローヌードルが甘しょっぱいスープによく絡むこと絡むこと。シャキシャキの野菜も嬉しいですね。
でも何と言っても、甘く煮付けられた豚肉!決してしょっぱくないのでどのタイミングで頬張っても最高です。
これは今まで食べたスープヌードルの中でも最上位にくるかもしれない・・・。
いや、ちょっとまだそう判断するには早いか・・・。
そうか・・・
お代わりしよう。
今度は牛肉で。そして麺は米麺で。さらに、サイズは嬉しい小でいきます。
2〜3口で食べ終えてしまうサイズだけど、それくらいでちょうどいいんですよ。
牛肉は当然美味しかった!麺はさっきの方が好みかな〜。
なんて周りの席を見てみると、わんこそばのごとくして何杯も食べていました!
回転率悪いのも満席の要因の一つかもしれない・・・。
でも味はめっちゃよかったです。
2杯で50THB。小サイズは15THBなのかな?
さすがに疲れたので、宿に帰って一休み。4時間以上外にいたみたいです。
水シャワーを気持ちよく浴びてベッドにごろり。扇風機の風でもとっても嬉しい。
まったりとしていると、宿の主人が声をかけてきました。日本語で。
サトさんは随分日本語が達者で、日本人が来ては何かと世話を焼くのが好きみたい。
もう50歳は超えているように思うけど、見た目とは裏腹にめちゃくちゃパワフルでエネルギッシュな人です。
今は僕しかここに泊まっていないし、日本人ということもあって絶好の相手だったのでしょう。
ナイトマーケットに誘われたので、子供たちと一緒にいってきま。
到着したナイトマーケットは、ザ・ローカルといったところか。
生肉、生魚を始めとして各種お惣菜や服など生活用品までなんでも取り揃えている。
逆に言えば、お土産のようなものは何もなかった。
買い物する間、子供たちを遊ばせておくエリアも。
本当に色々とあるけれど、サトさんが買ったのは肉や野菜といった食材のみ。
「晩御飯はうちで一緒に食べよう」と。
家に帰るのがワクワクしてきます。
宿に戻ってから、料理ができるまではサトさんと話す。
これまで来た日本人はどうだったとか、誰が可愛かったとか、そういうごく平均的なエロオヤジでむしろ安心します。
料理は豚肉を使ったもの。インゲンとピリ辛で炒めたものと、きのこと合わせたもの。
どちらもめちゃくちゃ美味しかったけれど、特にきのこがうまい。
ジューシーで味がしっかりしているんだけどクドさもクセもなく、くにゅくにゅとした食感も相まって箸が止まりません。
ちなみに、宿の人たちは昼間からずっとハイボール飲んでて、夜には完全に出来上がっています。この日も酔っ払い同士の喧嘩してました笑
全然関係ないけどめっちゃ焼けてた。
翌日はサトさんが色々と近場を連れて行ってくれるらしい。
のだけど、午後を回る頃には土砂降り。今日はちょっと出かけるのは無理そう。
完全に雨季だったらこんな日が続くのだろうか。
お昼を過ぎた頃、お腹空いたろ?と袋麺を作ってくれるサトさん。
本当にこの人は優しい。。
1枚目はタロイモを使ったお菓子。上に少し塩が効いたクリームチーズのようなものが乗せられていて、甘過ぎずに食べられます。
夜になってようやく雨が上がったので、今のうちにと外へ繰り出しました。
宿の近くの大通りに屋台が並んでいるのは前日に調査済み。
ビールを飲みつつ、一品料理を2つほど。
カキのオムレツは熱々の鉄板に乗せる珍しいスタイル。他の屋台でこんな出し方しているところは見たことがありません。
とろりとした餡がすでにかけられていて、最後まで熱いまま食べられます。
豚肉と春雨を細かく切って具材としたミートボールは、ニンニクと一緒に揚げられていて最高のつまみです。
ビールが切れたら、ご飯をもらっておかずとしていただく。ぺろり。
カキのオムレツは台湾のように小麦粉が混ぜられておらず(あれはあれで好き)、腹が膨れすぎないのもよかった。
100THB。
お腹いっぱいで宿に戻ると、また少し降り始めてきました。
音楽流して、みんなと話して、お酒飲んで、笑って・・・。ふわふわした気持ちで部屋へと戻りました。
元々2泊のつもりだったのに、3泊になってしまったのはこのお世辞にも快適とは言えない宿を気に入ってしまったからだろう。
明日、バンコクに戻ろう。多分だけど。
思考のまとまらない頭でそんなことを考えながら、眠りについた。
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26〜28日目の支出は
・宿 :450THB(150THB × 3泊)
・食事:315THB
・入場料:220THB
日本円でおよそ3349円。xp換算(レート:1xp = 0.01799円)で186158.977xp
28日目終了時点・・・残額847186.083xp
その他旅の写真はInstagramをごらんください!
アユタヤは思っていた以上にいいところでした。人もバンコクよりゆったりとしていて、やはり田舎だなぁといった雰囲気です。
BJゲストハウスは沈没できそうなくらい居心地よくて、次戻ってきたら間違いなく沈没してしまいそう笑
見所十分な遺跡群は、もっと時間をかけてのんびりと回ってもいいのかもね。
暑いしね。
では、良い旅を。
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